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念ずれば花開く

fujiprint.exblog.jp

久しぶりの更新です。

なんとなく慌しくて更新を怠けていました。先日コニカミノルタのPAGEMASTERPRO6500Nが新たな仲間に加わりました。いわゆるオンデマンドデジタル印刷機です。これで極小ロットは安価で早くきれいに仕上げることが出来ます。文字の品質、写真の出来もまったく従来の印刷物とひけをとりません。むしろ安定度は高く、きっとお客様もご満足してくださることでしょう。さて、話はまったく変わりますが、当社も6年くらい前からデジタル一眼レフを導入しております。一眼レフではありませんが最初期のデジタルカメラはオリンパスのCL1400で、カラー写真に力不足でしたが、モノクロでは今でも十分に通用する品質の画を吐き出していました。しかし、スマートメディアがほとんど絶滅状態の昨今、この機種の寿命も残り少ないでしょう。それからいろいろと検討した結果、シグマのSD10が良いらしいということで導入に踏み切りました。最初触ったとき「ごっつい弁当箱」と思いましたが、慣れるとむしろ逞しくて田舎のあんちゃんのような親しみやすさを持ちました。でも、連射が効かない、高感度はノイズだらけ、白とびは盛大、色あわせは難解、専用ソフトでしか現像できない、電源周りがめちゃくちゃ弱いなどなど数々の問題が。よくこんな状態で売り出したなと、思わせるものがありましたが、それでもそこから紡ぎだされる解像感と立体感にあふれる絵に惚れてしまいました。その後後継機SD14も導入しましたが、これも良くなったのか悪くなったのかよくわからない微妙な機種で、DTPオペレーターからはすっかり嫌われてしまいました。色が出ないのです。朱色が黄色に「転ぶ」現象や違和感だらけの写真になったりして大いに泣きました。また、光が足りないとすぐにノイズまみれ。それで仕方なくというか必然的に屋外ではオリンパス、オールマイティのニコン、室内静物じっくり撮影用にシグマと、現在ではすみ分けています。特にニコンを導入した当初は目からうろこの連続です。フォーカスの正確さ、高感度描写のノイズレス、レスポンスの良さ、人間工学的に吟味されたボタン配置とインターフェイス。やっぱりニコンだと、あらためて認識した、というかもっと早くからこれにすれば良かったと心から思ったものです。
しかし。私はここ数年趣味とカメラの腕修行のため(?)F1グランプリに出かけています。今年も今月の初旬に鈴鹿で行われた日本グランプルに馳せ参じました。カメラはニコンとオリンパスのデジタル一眼。これで今年は完璧と思っていたのです。でも。。。。。下の写真を参照してください。
久しぶりの更新です。_e0188701_1427313.jpg
2007年富士スピードウェイでのF1.カメラはシグマSD14.レンズはシグマ50-500ミリ。

久しぶりの更新です。_e0188701_14281415.jpg
2009年鈴鹿サーキット。カメラはニコンD90.レンズはシグマOS80-400ミリ。
どちらも100%クロップ画像です。皆さんはどちらがきれいだと思いますか。いえ「きれい」ではなく「解像感」と言葉をかえて問いかけをしたほうが良いかもしれません。シグマのフォビオンセンサーはA3サイズまでならベイヤーセンサー以上の解像感あふれる画像をたたき出します。いわゆるツボにはまると恐ろしいくらいの切れ味です。ここら辺の写真が奇跡的に撮れるものですから、手放せないですね、シグマ。ローパスフィルターのないシンプルな画像がもっと多くなるといいのですが、、、。35ミリ判デジカメではシグマとライカぐらいなんだよなぁ。
by SD496 | 2009-10-17 15:03 | カメラ
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